その他印刷物・特殊印刷について

特殊印刷とは

特殊印刷は、一般の印刷物では表現し得ない、人間の「五感」に訴える要素を印刷物に加えて表現効果を強めることにより、印刷物をより印象付けるために用いられます。
大島印刷では、提携業者様のご協力により、下記のような特殊な商品の加工や印刷を行うことが出来ます。

大島印刷で可能な特殊印刷の種類

  • トムソン加工(型抜き加工・すじ入れ・ミシン加工)
  • 商品パッケージ台紙
  • トリアージタッグ
  • 箔押し・ホログラム加工
  • 蓄光インキ(シルク印刷)
  • 荷札
  • カレンダー
  • プラスチックカード・磁気カード

トリアージとは

災害時の救急救命の現場では、限られた医療スタッフや医薬品等の医療機能を最大限に活用して、可能なかぎり多数の傷病者の治療にあたることが必要です。トリアージ(triage)とは、医療機能が制約される中で、一人でも多くの傷病者に対して最善の治療を行うため、その緊急度や重傷度によって、治療や後方搬送の優先順位を決めることです。

トリアージの必要性

災害時の混乱している中で、トリアージを行わず通常と同じように受付け順で治療を行った場合、重症者が長時間放置されたり、最重症者から治療を始めた場合には、その治療だけで貴重な医療スタッフ、医薬品等が使われてしまい、確実に救命可能なほかの重症者の治療ができなくなるといったことも考えられます。

こうした問題を解決するためには、救命の可能性が非常に低い者よりも、治療によって救命できる可能性の高い者から順に救護・搬送・治療にあたることが必要となり、その優先順位決定作業であるトリアージが必要となります。

トリアージの原則

大量の傷病者が発生する大規模災害等の現場においては、簡単な処置で対応の出来る軽傷者と既に死亡している傷病者を除外し、緊急搬送治療が直ちに必要な傷病者と、様態は落ちついているが注意の必要な中等症患者を選別し、その搬送順位や搬送医療機関を決定します。

また、災害現場でのトリアージは1回だけでは不十分です。傷病者の様態はもとより、現場での医療スタッフ・医療器具・医薬品の状態、搬送先の医療機関の状態も、刻々と変化するわけですから、そういった変化に対応するためにも、何度もトリアージを行うことが必要です。

トリアージの実施に際しては、原則として一人の人物(トリアージ・オフィサーと呼びます)が一人で行うことが必要です。そうすることで、現場での混乱を避け、より効率的に治療・搬送することが可能になります。この時、トリアージ・オフィサーは必ずしも医師である必要はありません。トリアージの意味を性格に理解していれば、救急隊長・救急救命士・婦長・主任看護婦などでも可能です。ただし、トリアージオフィサーはトリアージ作業に専念し、原則として治療にはあたらないことが必要です。

トリアージの実施基準

傷病の緊急度や重傷度に応じ、次の4段階に区別します。

優先順位 分 類 識別色 傷病状態および病態
第1順位 最優先治療群
(重症群)
赤(I) 命を救うため、直ちに処置を必要とするもの。窒息、多量の出血、ショックの危険性のあるものなど。
第2順位 待機的治療群
(中等症群)
黄(II) 多少治療の時間が遅れても、生命に危険がないもの。基本的にバイタルサインが安定しているもの。
第3順位 保留群
(軽症群)
緑(III) 上記以外の軽微な傷病で、ほとんど専門医の治療を必要としないもの。
第4順位 死亡群 黒(0) 既に死亡しているもの又は明らかに即死状態で、心肺蘇生を施しても蘇生の可能性のないもの。

大島印刷は、このトリアージタッグを大阪府医師会や、大阪市消防局関連にも納入しております。
詳細に関しては、こちらからお問い合わせください



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